アメリカ旅行 其の一・楽しすぎるボストン美術館の巻

すっかり初夏の陽気ですね。暑いけど、まだ湿気が少なくて気持ちのよい気候です。

さて実は、3月中旬から2週間、家族の仕事にくっついて、米国マサチューセッツ州ケンブリッジに行ってきました。前回の記事の前に書くつもりが、帰国後は洗濯機の中にいるような忙しさだったので、今頃の報告です・・

ケンブリッジは、ボストン市内から地下鉄で30分くらいのところです。
3月中旬は気温-10〜5℃で、まだまだ寒い季節。チャールズリバーにもまだ氷が残っていました。


今回の目的の一つ。それは、ボストン美術館を満喫する!
広くて1日ではとても全部観きれません。家族は仕事だし、一人で滞在中に行けるだけ行くことにしました。

実際に行ってみると、本当に広い!
まずは絶対に観たいところから行くことにして、古代文明の工芸エリアへ。

エジプトで発掘された小さなモザイクガラス。かわいいなあ。
こちらの美術館はフラッシュ使わなければ写真OKみたいで驚きました。



中国の古代青銅器も形がかっこいいので大好きです。
これらは周(前10世紀頃)の時代の器です。宇宙船みたい!
どことなくマヤ文明の工芸デザインと共通するものを感じます。不思議だなあ。


こちらは、19世紀半ばに作られた、五大湖周辺(おそらく)のアメリカンインディアンの鳥の羽のケープ。70’s Rockっぽくてゴージャス!
伝統的なインディアンの手法ではないけど、交易で様々な材料を入手して、ヨーロッパで流行していたスタイルを取り入れたりしていたようです。
ステキ!欲しいなー。


ボストン美術館は、岡倉天心さんが中国・日本美術部担当だったため、東洋美術のコレクションがとても充実しています。

曾我蕭白の掛け軸の一部。おもしろすぎます!



セザンヌの自画像とツーショット。


蕭白の龍とツーショット。
日本の美術館では絶対出来ないのでやってみました。


まだまだいっぱい素晴らしいものがありましたよー。印象派展もやっていましたし。
滞在中、4回行って全館観ましたが、まだまだ展示されていない収蔵品がたくさんあるし、次回行ったときは新しい企画展示もされていると思います。


ボストン美術館よ、ありがとう!行く度に楽しすぎてハイになってました。
次回は、『ニューヨーク一泊旅行の巻』です。