沖縄2011(自然編)

少し早めの夏休みで、7月14日から19日まで、沖縄に行ってきました。今までは離島ばかり行っていましたが、今回は沖縄本島のみの旅です。自然と食べ物を満喫して、伝統文化の勉強もする計画です。
まず海!本部町から車で渡れる小さな島、瀬底島へ。
沖縄の日差しは猛烈なので、日焼け止めはもちろん、長袖パーカーのフードをきっちり被り、くるぶしまでの水泳用スパッツという出で立ち(パッと見、カワウソ?)で、いざシュノーケリング

グリーンがかった透明の遠浅の海。ヒャー、でっかいテーブル珊瑚!熱帯魚が蝶みたいにいっぱい飛びまわってる!離島に行かなくても、こんなにきれいな海なのかとビックリです。水に潜ったときの無音な感じが、とても心地よい・・・
次は山!北部やんばるの大石林山へ。ここは、2億年前の石灰岩が雨で腐食されて出来た山。ソテツやガジュマルなど亜熱帯の植物の間に、不思議な形の巨石が林立しています。

聖地ですので、環状列石など祭祀の跡もたくさん見られます。巨石群の中に『輪廻の岩』という大きな穴の開いた岩がありました。ここを1度通り抜けると悪い過去を捨て去ることが出来、2度目はリセット、3度通ると新しい自分に生まれ変われるとか。よーし生まれ変わるゾっと早速くぐった途端、ガツン!!「イテェ〜ッ!」・・いきなり頭頂部を強打!・・・ヨロヨロしながら、残り2度もなんとか通り抜けましたが、本当に痛かった・・。これで悪い過去が去り、生まれ変われたでしょうか。

写真は、大石林山近くの、沖縄最北端の辺戸岬から眺めるやんばるの山々。観音様の横顔に見えると言われています。山の右側から、おでこ、鼻、口、顎。見えますか?
そして、比地大滝という滝へ。やんばるの深い森の中にある滝です。

道中、シマカタツムリや、クロヒゲという赤い鳥(写真はメスですが、オスは顎に黒いヒゲみたいな模様があります)、トカゲ、青く光るトンボ、クモにも出会いました。クモの巣の中にあるカワイイ渦巻き模様は何なのか?調べてみると、ウズグモというクモで、自らが隠れる部分にこうした渦模様を作るようです。残念ながら、ヤンバルクイナには出会えず!



それにしても、海にも山にも街にも、大きくて黒いアゲハチョウがたくさん飛んでいました。優美〜。