金の木 銀の木

いつの間にか、秋。
ずうっと家にこもって制作していましたが、今日は久しぶりに出かけました。しとしと雨のおかげで、秋の花粉症も落ち着いています。
どこからか金木犀の良い香り。木の姿が見えない距離からも香ってきます。
駅の近くまで行くと、金木犀と銀木犀、両方の木がありました。
金銀の花の香りは、似ているようで、ちょっと違うように思います。
銀の方が濃密でコクのある香り。

いつか、金も銀も自分の家の庭に植えたいな。

他にも庭に植えたい木があります。
 紅梅&白梅 花の形も色も可愛いくて、香りもいい。春だ〜!とワクワクする。
 ミモザ 花の咲いた姿がとにかく素敵。
 猫柳 ホワホワが可愛いくて、いい感触。
 百日紅さるすべり) 名前がいい。本当に幹がツルツル。花も可愛い。
 沈丁花 香りにうっとり。
 プラタナス 木肌がかっこいい。葉っぱもいい。
 もみの木 植えたままでクリスマスの飾り付けをしたい。
 芭蕉 葉っぱがかっこいい。
そして、木じゃないけど瓢箪も。仙人が瓢箪に酒を入れて腰から下げてるみたいに、わたしもお茶を入れた瓢箪を(下戸ですから)持ち歩きたい。
おっと、忘れちゃいけないのが、苔。きれいな緑の、ふかふかの苔を、面白い形の石にこんもり生やしたいな。

さて、今日は閉会間近のシャガール展を観に出かけたのです。
なんて圧倒的にピュアな絵だ。どんな人柄かが表れている。ひとつの画面の中にビビッドな色をたくさん使っていても、ビカビカせずに全てが溶け合って静かでやさしい。歌劇『魔笛』の舞台美術や衣装のデザイン画が面白い。シャガールの絵がそのまま立体になったような舞台の記録は、残念ながらモノクロの写真と映像しか残っていない。カラーで観たい〜。